今日の福島はお天気も良く、例年より暖かく感じます。
りんごの剪定はほぼ終了しました。先代が桃の剪定をしていたいたので、ちょっとお邪魔してきました。

「剪定とは」、前回のブログにも書きましたが、枝ぶりを良く見ながら、生長した姿を想像しつつ良い実が収穫できるように切っていきます。良い実がなるためには葉がとても重要です。葉の養分が枝や根や実を生長させるからです。しかし、その葉で影が沢山出来、日が当たらなくなると桃の枝は枯れてしまいます。

日陰になってしまった為枯れてしまった枝

日当たりの良い場所にあった枝
先代曰く、「桃の剪定は誰がやっても実が実らないという事はないから簡単だ。」という人もいるけれど、「りんごは日陰が出来てもそれで枝が枯れることはないので、またやり直しがきくけれど、桃は日陰を作ってしまうと枝そのものが枯れてしまって、そこから新しい枝が出る事はなく、そこで終わってしまうから、桃の剪定もまた難しい。」そうです。
「りんご」も「もも」もそれぞれ樹木には特徴があって、さらに一本、一本の違いもあります。それを日々観察して、良いものを収穫出来るようにつなげていくのには、沢山の知識と経験と労力が必要なのだなあ。そして、何よりも果樹を大切に思っているのだなぁと先代のお話を聞くといつも思います。
剪定がうまくいったかの結果がでるのは、収穫の時まで待たなければなりません。さらに、収穫までのお天気も気になります。雨が多くても少なくても、暑すぎても良くありません。
でも、きっと今年も美味しい果物が収穫でき、楽しみにしてくださっている皆様にお届けできますように。
その為にも、毎日、頑張っております。!(^^)!
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