フルーツライダー 阿部秀徳です
美味しいリンゴを作る為に必要な要素のまず第一は「せん定」にあると言われて
ます、冬の時期になると農家の方が鋸を片手に枝を切ってる風景を見た方もいる
と思います

せん定作業は何故行うのか?!
それは毎年同じ品質の物を同じ数だけ安定して収穫できるようにするためです
せん定作業はその年のリンゴの良し悪しを決めてしまうと言っても過言ではありません
何故なら、ベースが良くないものにいくら上塗りをしても所詮は上塗りであって
中身はどうなの?となってしまいます
光がまんべんなく葉に当たりリンゴに栄養がまわってくるようでなければリンゴは
熟しません、でも栄養が過剰に供給されるとこれもなかなか熟しないリンゴになっ
てしまいます

また古い枝は栄養をリンゴまで運ぶ事が難しくなってしまい、逆に若い枝は供給過多
になってしまい先に述べたようになかなか熟しないリンゴとなってしまいます。
あまりに古すぎの枝をカットして若過ぎの枝には供給過多にならないようにせん定で
残す枝カットする枝を決めて行きます(切るもせん定、残すもせん定です)
せん定作業は奥が深い! 次回へ続く