こんにちは!ブログ担当の高橋です。
今日の福島は暑いです。予報では31℃くらいになるそうですね~。(>_<)
![DSCN2700[1]_convert_20170620133657](http://blog-imgs-110.fc2.com/a/c/r/acriveseed0523/2017062013401509d.jpg)
さてさて、今日は福島を代表する桃「あかつき」についてのお話です。
「あかつき」は1952年(昭和27年)に「白桃」と「白鳳」を交配した桃で1979年に品種登録されました。
育成当初は各地の産地で試験栽培が行われましたが、200gに満たない小玉にしかならず、ほとんどの産地が商品化を断念しました。その中で唯一、「福島県」が栽培方法を試行錯誤し、300gを超える大玉が収穫できる技術を確立し、品種登録に至りました。
その経緯から「あかつき」という品種名は福島県福島市の古くからある伝統的なお祭り「信夫三山暁祭り(しのぶさんざんあかつきまつり)にちなんで命名されたのです。

こちらは昨年の「あかつき」です。
![DSCN2696[1]_convert_20170620133540](http://blog-imgs-110.fc2.com/a/c/r/acriveseed0523/20170620134013a47.jpg)
こちらが今年の「あかつき」です。随分と大きくなってきました。
さてさて、そんなロマンあふれる「あかつき」ですが、桃の品種の中では硬めの食感です。
そして福島流の桃の食べ方は「桃は硬めでたべる!!」なんですね。まさにピッタリ!!
毎年、ご注文頂くお客様にも「パリパリの硬めの桃が今年も食べた~い。」などのご要望も多数聞こえてきます。(*^。^*)
私は関東出身なので、柔らかめの桃を食べていたので、福島で食べた「硬めの桃」の食感は衝撃でした。
柔らかい桃は繊維が歯に絡んでしまったり、果汁がひじ辺りまでタラタラたれてきたり…
しかし!!だからこそ甘さが強く感じられジューシー。柔らかい桃ならでは楽しみ方です。
一方、カリカリの桃は、果汁もたれる事無く、食感も甘みもサッパリしたフルーツに変身。
どちらがお好みかは、意見の分かれる所ですが、硬い桃も数日置くと柔らかくなりますので、「硬い桃と柔らかい桃」食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょう。
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